アイドルヲタクにお薦めしたい「アイナナ」

ナナライお疲れ様でした。
色々なアイドルヲタク出身の方が素敵なナナライの記事を載せていたので、
私はアイドルヲタクから見たアイナナの魅力について書きたいと思います。

私は、リリース日からプレイしていますが、課金やグッズ課金は気が向いたときにやる細々とやってきたアイナナマネージャー(ファン歴3年)です。
アイナナは
カードゲーム強い声帯が集まっているから(例:遊戯王、ヴァンガなど)という不純な動機で、←おい
始めました。

始める前は、「オレたち時々喧嘩もするけど、元気にアイカツ!頑張ってます!!」的なストーリーをイメージしてました。(お前の勝手なイメージを押し付けるな!!!)
そんな私がこんなに長くハマってしまった原因。

それはアイドルやアイドルヲタクあるあるが詰まってるから!!

私は二次元の他に、AKBGや坂道シリーズ、ハロプロももクロラストアイドルなどといった女性アイドルヲタクをしています。(昔はライブ現場に参加していましたが、最近は在宅。最推しはHKT48朝長美桜ちゃんだよ。皆朝長さんをよろしくね!)
女性アイドル全般が好きな節操なしなんですが(だってどれもそれぞれいいし皆可愛いし)、アイナナのストーリーはどこの界隈でも経験したアイドル&アイドルヲタクあるあるがたくさんあります!!

その中で個人的に好きな箇所をピックアップしました!
(極力ストーリーの明言は避けますが)ネタバレになるので、ネタバレ嫌な方は内容はスルーで!

・人気格差
・人気とパフォーマンス力は比例しない
・ファンの心は移り気
・永遠がないことを知っている
・ファンの好きの感情が悪い方向にいく場合もある


・人気格差
これめっちゃわかる。
大人数のグループであればあるほど存在する「人気格差」
始めこの話題がストーリーで出てきたとき、なかなか二次元で公式から人気格差の話題するって大胆だなって思いました。

でもこれって普通にあることです。
例えば同期で入ったのに、人気格差が徐々についてしまう。能力的には大差ないのにも関わらず、運とか、チャンスとか、プロモーションの影響で。
人気格差で病んじゃう子たくさん見てきましたよ。(主に握手会なー)
2推しは多いけど、1推しは少ないとか。
グループ内での役割の問題もありますしね。本人的には王道アイドルをやりたかったけど、バランスとか能力的にMC担当。個人的にはMCできる子は頭の回転が早い子なので、長い目で見れば芸能界orその後も活躍し続けるイメージがありますが、本人的には不服かもしれません。
でもやっぱりアイドルしていると、真ん中で「THE アイドル」ってしてる子に最初に目がいっちゃいますよね。
難しい問題です。

・人気とパフォーマンス力は比例しない
これもめっちゃわかる。
正直パフォーマンス力だけで考えるのであれば、もっと人気になっていいアイドルはたくさんいます。
「ボイトレしたのに…/ダンスも上手くなっているのに…前より人気が落ちた」とか、「自分よりパフォーマンス劣ってるアイドルの方が人気」なのか。
これも難しいですよねー。
ファンやこれからファンになる層(世間)がどこを求めてるのかっていう問題がありますし。パフォーマンスを最優先で求めてるヲタクもいれば、それが最優先ではない人もいる。
実際私はアイナナでは七瀬陸くんを推してますが、当初一織が言ってた陸の一番の武器である「歌唱力」で彼のことを推し始めたわけではないです。
私的には、パフォーマンスは人気獲得の"手段"ではあるが、"全て"ではないと考えています。パフォーマンスは自分がやった分だけ、上達する。謂わば努力が結果に残りやすい部分です。
でも人気になる要素って、他にもビジュアルとかマーケティングとか運とか、自分の努力以外の要素も色々ある。
そのパフォーマンスでの頑張りが人気(評価)に反映されないもどかしさと苛立ち、わかるわー。

・永遠がないことを知っている
これもめっちゃわかる。
女性アイドルを推していると、特に感じます。
比較的アイドル寿命が長いジャ○ーズさんですら、とても人気な国民的グループですら永遠はないんです。
メンバーの卒業(脱退)や人気が落ちること。普通にあります。

私のようなアイドルヲタクの端くれでも、アイドルが永遠ではないことを何度も経験させられる出来事がたくさんありました。
好きなアイドルの卒業を何度も見てきました。
アイドルのスキャンダル、それに伴う人気の暴落や卒業もたくさん見てきました。
それはある日突然起きるんです。今まで楽しく応援してたのに。突然ぽっかり心に穴が開きました。
劇中でも伝説のアイドルの失踪から、複数人の登場キャラクターの人生が大きく変わっていきます。

でも私が、何故アイドルを応援するのか。
「大好きだから。」その一言につきます。

これは昔多田愛佳さん(現在は卒業されて女優として活躍しています)という方が言った言葉で、今でも私に深く残ってる言葉です。
「私たちは、一応会いに行けるアイドルです。
でも、卒業します。
卒業したら会えなくなります。
会いに行こうか迷っていたら、会いに来てください。
もし私がファンだったら、悩んでるうちに卒業されて会えなくなるのは、悔いが残ります。
もう会わなくてもいいや!って思うほど会いに来てください。」
これを見たとき、一介のアイドルヲタクの私ですらアイドルが永遠ではないことを知っているのだから、その当事者であるアイドルの方が永遠がないことを知っているんだなと気づかされました。
アイドルを辞めた後も芸能界にいる子はいます。でも"アイドル"をしている瞬間はこの時しかないんです。ずっと推しは存在していても、アイドルをしている推しは今しか見れないんだな。アイドルの方もこう言っているのだから、自分は悔いのないように自分なりに応援するしかないんだなと。
アイナナで「アイドルの永遠がないこと。永遠を作ることが難しいこと」が話題に出たとき、この言葉が過りました。


・ファンの"好き"の感情が悪い方向に行く場合もある
これもわかるー。
例えば、方向性問題。
劇中でとある登場人物が「アイドルを苦しめるのは好きの感情」という発言をします。
迷うな セクシーなの?キュートなの?どっちが好きなの?
皆違うんだよ!!
ファンのなかでの需要は皆違う。アイドルもファンの声に応えようとするから、それで苦しんでしまう。
自分の思い通りの方向にならないと「推し変」や悪いと「アンチ」になる人もいますね。
私の推しちゃんもこれには特に悩まされていたという印象があり、大変わかりみが深い。

また、推しが好きすぎて推しを防衛するために、他に対して攻撃的になるヲタク。
いるよねー。
他sageしたりするの。
推しちゃん可愛い♥でいいじゃん。
でも推しちゃんが好きすぎて推しが他と比較された時、向こうは貶す意図がなかったとしても、推しが傷つけられたって思っちゃうんだよね。その逆(自分の推しを褒める場合)も然り。
あと憶測で推しちゃんの周りの関係を勘ぐって、事実かどうか分からないのに推しに悪影響与えてるって思って他の子叩く人。

そういう人がファンにいると、それがone of themであるとはわかってるんだけれど、やはり心象が良くなくてその相手が推している子に対してあまりいいイメージを覚えない。またはその子は好きだけど、ヲタクが怖くてファンになれない。
そういうのって、大体新規が入らないし、先細りしちゃうんだよね……。(総選挙ェ)

推しや運営が自爆するのは(よくはないが)勝手だけど、ヲタクのせいでその推しの印象を下げるのは絶対よくない。
推しにとってマイナスな要素をヲタクが作ってはだめ!
ヲタクはあくまでも推しを押し上げるために必要!
って思いながら、日々推し事してます。
が、自分の不注意のせいでマイナスに働いてることもあるとは思っています。
(私のことは嫌いになって構わないので、推しちゃんのことは嫌いにならないで下さい。)
推し事って難しいね………。

・ファンの心は移り気
これもめっちゃわかる。
最新のストーリーでとあるファンの会話で(ネタバレになるので一部伏せますが)
「Aはたくさんファンがいて安泰だし、今はB応援してあげなきゃと思って!(Aのファンクラブ脱会して、Bのファンクラブに入会した)」
この言葉めっちゃ響いた~
実は私この事をした経験があるんです。
元々AKBGにハマったのは渡辺麻友(まゆゆ)さんでした。
でもその後、「まゆゆは人気だし私が推さなくても大丈夫だろう。もっと新人を推そう!」となって、
今Youtuberとして活躍している菅本裕子ちゃん(ゆうこす)、
ゆうこす卒業後は現推しの朝長美桜ちゃんを推しました。
麻友さんのことは嫌いになってないし、どちらかというとリスペクトしてて、今も大好きです。(つうか麻友さん卒業はガチ泣きしたわ)
アイドルヲタクの中にも、研究生や研修生が好きで、デビューしたらまた違う研究生や研修生を推すタイプの人が一定数います。

他には、外的要因。これも最新話からなんですけど、
「(ファンが一生好きとか言いつつ離れていったのは、君のことが好きだったからじゃなくて)君を好きでいたら、楽しかったんだ。」
これめっちゃ正論なんですよ。
私は推しが今も一番好きなことには変わらないけれど、色々あって楽しめなくなること。最近は現場を離れて、在宅してます。
それは、運営のやり方とかヲタク同士の雰囲気とか個人的に思うところがあって、推しは好きだけど純粋に楽しめなくなってしまった。(ごめんよ朝長さん。貴女に全く非はないのに。)
だから、最近ハマっているハロとかももクロとかは在宅で曲やラジオばかり楽しんでいます。曲とかTVだけ見れば、そういう余計なことで楽しめなくなることがないから。本当は現場も行ってみたいけど、また楽しみが奪われるのが怖いから。

劇中でアイドル自身も、
「いつかボクから興味が移って、ボクのファンをやめることがあっても、
ボクを応援していたこと
ボクに時間を費やしていたことは
楽しいものだったと、笑っていてほしい」
とファンの気持ちは移り気であることをわかってるんです。
でも、今応援しているこの瞬間は後から見ても楽しいものにしたいと言ってるんです。
そんな健気に頑張っているアイドルを推さないことがあり得るか?いやあり得ないですよ!!!


以上の点以外にもアイドルあるあるやアイドルヲタクあるあるが詰まっているアイナナ。
オススメなので、プレイしてみるといいですよ!
(今なら8月20日から恐らく始まる復刻ガシャで強いカードたくさんひけます。)

最後にアイナナは現役アイドルの方からも強く支持されています。
例えば、NMB48山本彩ちゃんや、モーニング娘。'18の譜久村聖ちゃん、飯窪春菜ちゃんなど。
こんな超超超国民的アイドルのキャプテンやリーダーや副リーダーを虜にしているからこそ、
私のようなアイドルヲタクの端くれからも支持を受けてると思います。

譜久村聖ちゃんは「アイドルはアイナナやるべき」と仰っていましたが、
私は「アイドルヲタクもアイナナやるべき」だと言いたい。